皮膚のバリア機能を破壊する4大行為

皮膚のバリア機能を破壊する4大行為

皮膚のバリア機能に悪影響を及ぼすものは、私たちの身のまわりに数多くあります。また、普段から何気なくしている行為が、知らず知らずのうちに肌のバリアにダメージを与えていることもあります。保湿や化粧をはじめとした、いわゆる「塗るスキンケア」がその代表です。そして、そのほとんどが、悪影響があると気付かれないままに見過ごされています。その理由としては、
・日常的に肌に触れているために、悪影響になるものだとは思いつかない
・肌によいことであるかのような内容で、テレビや雑誌などで広告されている
・周囲の人のほとんどが同じようなケアをしていて、特に大きな問題が起こっていない
ことなどが挙げられるでしょう。そこで、どんなことが肌によくないのかを、この章では改めてお伝えしたいと思います。

皮膚のバリア機能に悪影響を及ぼす行為には、大きく分けて次の四つがあります。

肌が濡れたままの状態でいること
界面活性剤に触れること
体温より高いものに触れること
肌をこすること

すでに前章まででお話ししたことも含まれますが、これらの4項目に共通することは、いずれも「皮膚のバリア機能を低下させる」行為であるということです。

ただし、程度によってはバリア機能への影響はごくわずかだったり、逆に膨大だったりします。例えば、1に関していえば、雨で多少肌が濡れても、すぐにふき取ればダメージにはなりません。逆に、2に関しては、熱湯を浴びればどんな場所であっても皮膚は大ダメージを受けることになります。

ほかにも、酸やアルカリなどの薬品に触れてもダメージを受けますが、そのような明らかに有害なものについては触れず、本章では「自覚しない程度にダメージを与えるもの」を挙げています。くり返しになりますが、問題なのは、バリア機能を低下させる行為を「気付かずに」「習慣的に」行っているケースです。小さなダメージの積み重ねが、知らず知らずのうちに大きなダメージへと変化していくのです。肌によいと思いながら日々していることが、実際にはバリア機能を大きく損ねていることもあるため、注意が必要です。

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